科目区分
専門科目
授業科目
システム評価論
講義番号
欧   文
Systems Evaluation
担当教官
吉村 仁
開講情報
2年生対象・後期・30時間
単位数
単位種別
必修
概 略
システム工学の中心的課題である価値評価と意思決定の基礎を学ぶ。この授業では価値をどのように決めるか、また、なぜそのように決まるかを学ぶ。また、その価値基準のシステム評価への応用例を考える。
一般目標
各々の価値基準の利点と欠点についての基本的理解をする。最適化モデルにおける評価基準の構築ための思考法を身に付ける。
個別目標
1.コスト−ベネフィット分析の原理を理解する。
2.限界分析の手法を修得する。
3.期待値。期待効用などの最適化基準と効用理論を理解する。
4.効用理論の公理体系を理解する。
5.ゲーム理論の基礎を理解する。
受講要件
何も必要ない。
履修の注意
教科書は事前に授業の前に各自読んでくること。講義は原則、英語で行なう。自分の課題を選択して最適化モデルの構築をすることになる。







はじめに最適化モデリングとORの簡単な歴史・背景について説明する。課題となるレポートの書き方を学ぶ。
最適化の基本となる制約条件のもとで純利益の最大化、または総コストの最小化の形式を理解する。最適化の数学的表現を学ぶ。
最適化のためのコスト-ベネフィット分析におけるコスト・利益と純便益を理解する。この手法の応用例を学ぶ。
限界分析の概念を理解する。動物の採餌行動における限界値の定理を通して、限界分析の図形的理解をする。
不確実性が確率分布で表現されることを応用例を通して理解する。生物の自然選択における最適化の例を学ぶ。
不確実性のもとでの行動の最適化である(意思)決定理論の基礎を学ぶ。マキシマックス・マキシミンなどの最適化基準を理解する。
期待値・期待効用を学ぶ。セント・ペテルスブルグ・パラドックスを通して、期待値の問題点を理解する。
期待効用の最適化基準の基本を理解する。期待効用の図形的性質を理解をする。
危険・リスクに対する態度として、危険回避・危険中立・危険愛好の3つの行動規範を理解する。
10
効用理論・ゲーム理論の基礎となるフォン・ノイマンの公理体系を学ぶ。
11
前回に続いて、効用理論・ゲーム理論の基礎となるフォン・ノイマンの公理体系を学ぶ。
12
フォン・ノイマンの公理体系における問題点をアレイのパラドックスなどの例を通して理解する。
13
ゲームの理論の基本的枠組みを理解する。利得表からの各プレイヤーの利益の計算を理解する。
14
平衡値や進化的安定戦略など、ゲーム理論の基本的性質および大事な拡張を理解する。
15
ゲーム理論の応用例をいくつか学ぶ。動物の交尾相手選択など、ゲーム理論が応用された実例を学ぶ。
成績評価
課題レポートの達成度を中心として評価を行なう。授業での到達目標が達成され、最適化原理を理解しているかどうかを評価する。レポートは、複数回再提出しながら、修正・変更をしてよりよい論文に仕上げる。レポートの最終的な最高点をその評価点とする。評価の配分は、課題レポート80%、演習・宿題20%とし、試験は行わない。
関連科目
この科目が必要とされる関連科目は、システム工学科のほぼ全ての科目。
JABEE
 
アンケート
最後の講義の時間にアンケートを行うので、日頃からそのことを頭に入れて受講されたい。
教材
参考書:
1. First Stepミクロ経済学、有斐閣、賀川昭夫・戸田学・浜野忠司著
相談時間
随時
連絡先

自室番号(A722号室)、電話番号(478-1215)、
電子メール宛先 (jin@sys.eng.shizuoka.ac.jp)

備考
 

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